パパの妹が結婚!酔っ払いパパが手紙のスペースを独占してしまった話

パパの妹が結婚することになった。

その知らせを聞いたとき、パパは正直ちょっと泣きそうになった。ずっと一緒に育ってきた妹が、新しい家族を作る。それだけで、もうじんわりくるものがある。

お祝いに、家族みんなで結婚祝いの手紙を書くことになったんだけど…これがとんでもない展開になった話。

娘が「手紙書きたい!」と言い出した

妹の結婚が決まったとき、いちばん最初に反応したのはうちの娘(5歳)だった。

「わたし、てがみかきたい!おばちゃんに!」

なんていい子なんだ。5歳でそんなことを思いつくなんて。いろんなことに気づける子に育ってくれた、と親バカ全開で思った。

ママと相談して、パパの妹と旦那さんの似顔絵を娘が描いて、その周りに家族みんながメッセージを書く、というスタイルに決定。なかなかのアイデアだ。

娘の似顔絵、渾身の一作

娘は張り切って似顔絵を描き始めた。可愛い顔の妹、カッコいい顔の旦那さん、5歳にしては上出来すぎる力作だ。

ところが問題があった。描いたのが夜だった。幼稚園の後に習い事もあって、疲れていたのか、似顔絵を描き終えたところで力尽きて、そのまま寝てしまった。

「メッセージ書いてから寝なよ〜」とママが言ったときにはもうグーグー。まあ、いいか。明日の朝書いてもらおう。そう思っていた。

酔っ払いパパ、登場する

娘が寝たあと、パパはいつもどおりリビングでお酒を飲んでいた。ハイボールを数杯(5杯以上)まあ、いつもの量だ。

ふと、テーブルの上に娘が描いた手紙が置いてあるのを発見した。かわいい似顔絵。周りには何も書かれていない、まっさらなスペース。

「棚からぼたもち」とはまさにこのこと。今ここでメッセージを書けるじゃないか!

まずママが丁寧なメッセージを書いた。次に酔っ払いのパパが書いた。

妹への気持ちが、爆発した。

妹大好き〜!!
最高!結婚おめでとう!!
愛してるぞー!
幸せになってね!!

書いているうちに止まらなくなった。幼い頃の思い出、一緒に笑った日々、消防士になってからも変わらない妹への愛情、旦那さんへの感謝…。手紙の半分以上のスペースを、パパのメッセージが埋め尽くした。

でも、パパは後悔していない。妹への思いを全部書けたことに大満足だった。

長男も参戦(ふらっと)

まだ起きていた長男(7歳)が、ふらっと手紙を見つけた。

「あ、僕も書く」

そして残ったわずかなスペースに、10文字くらいのメッセージを思い切り大きな文字で書いた。内容は少ないけど、気持ちはこもっていたと思う。たぶん。

残ったスペース…ほぼゼロ。娘の書く場所、なし。

翌朝、娘の怒りが爆発した

翌朝、いつもより早く起きてきた娘。目をこすりながら、テーブルの上の手紙を見た。

じーっと見ている。

3秒後。

「わたしの書くところ、ないじゃん!!」

「ぜんぜんかけないよ!!なんでパパこんなにかいたの!!」

パパとママで一生懸命なだめた。「ここにちょっと書けるよ」「小さく書いたらいいじゃない」。でも娘の怒りはおさまらなかった。

そもそも似顔絵を描いたのは娘なのに、メッセージを書くスペースがないという理不尽さ。まあ、怒るよな。ごめんよ、娘。

でもね、娘よ。君が描いてくれた似顔絵がかわいすぎて、パパのテンションが上がりすぎたんだよ。それだけは、わかってほしい。

家族の手紙には、全員の気持ちが詰まっている

ちょっと混沌とした手紙になったけど、これはこれで最高だと思う。

  • 娘が心を込めて描いた似顔絵
  • ママの丁寧で温かいメッセージ
  • 酔っぱらったパパの溢れる愛情
  • 長男のシンプルだけど大きな一言

これが「家族の手紙」というものだ。完璧じゃなくていい。みんなの気持ちが詰まっていればそれでいい。

パパの妹よ、結婚式で手紙を渡すときに、この話を全部説明するから。きっと笑ってくれると思う。

結婚おめでとう🎊 幸せになってね!

この話をAIで曲にした

このエピソードが面白すぎて、AIで曲にした。SUNOというAI作曲サービスを使って、パパオリジナルボイス「パパ(せいご)」で歌ってもらった。

曲名:「パパの妹への手紙」
作詞・作曲:パパ(酔っ払いver.)
イラスト:むすめ

ジャンルはJapanese folk pop。アコースティックギターの温かいサウンドに、家族の物語を乗せた。歌詞はこのブログに書いた話をそのまま入れた。酔っ払いパパの独白パートがなかなかリアルで気に入っている。

そして、曲のイラストはあの怒った娘が描いてくれた。「妹大好き〜!!」「最高!結婚おめでとう!」の文字が踊る、カラフルで可愛いイラスト。娘よ、ありがとう。

パパの妹への手紙には、家族の笑いと愛がたっぷり詰まっています。喜んでもらえたら嬉しいな。

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